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2009.10.30 (Fri)

グラシアス株式会社 ⇒ 有料老人ホーム ⇒民事再生 ⇒ 負債総額約9億5000万円

東京都内で有料老人ホーム等を運営してきた「グラシアス株式会社」(若生信幸代表、豊島区巣鴨5-14)の経営が行き詰まり、民事再生法の適用申請が東京地裁により受理され、10月21日に保全命令を受けた。
このほど帝国データバンクの発表により明らかになったもので、債権者約80名に対する負債総額は約9億5000万円にのぼるとされる。

グラシアス社は05年1月に設立され、06年10月に認知症老人専門施設として有料老人ホーム「セルカ巣鴨」をオープンさせていた。

豊島区保健福祉部高齢者福祉課など地域関係者によると、地域や家族とのつながりを重視した小回りの利く認知症専門ホームというキャッチフレーズで、予防医療・予防介護を標榜する都会的な全室個室タイプへの評価も高いものがあった。
設計段階から関係医療機関とも提携しつつ、認知症サポート医師による手厚いカウンセリング実施など認知症ケア実践への一定の期待も受けていたという。

帝国データバンクによれば、サブプライムショック後の投資環境冷え込み等の影響もあって、07年5月に千葉県内で取得した高齢者向け共同住宅の有料老人ホームへの転換申請等が当初計画どおりに進まず、07年11月期の決算(年収入高)も約1億9200万円余にとどまっていた。

さらに、大口出資者らと共同で建設を進めてきた豊島区内の新ホーム新築案件の進展も芳しくないことも大きかった。
グラシアスの負担分が億単位の規模で当初予定より増加する事態に追い込まれることともなった。

また代理人の弁護士によれば、一部の保有不動産・施設の売却など有利子負債の削減等の対策も順次進めたという。
しかし次第に出資者からの出資金等も滞るようになり、どんどん資金繰りが悪化していった。

この09年9月になって、建築工事代金未払いの債権者から国民健康保険介護給付金および不動産の差し押さえを受けたことで、決定的に運営が行き詰まった。
ついには従業員スタッフへの給与支払いも不可能となり、今回の民事再生法申請措置となったという。

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2009.10.29 (Thu)

全盲男性に「一人で来て」 神奈川、福祉法人主催の研修会

障害者の移動の課題などをテーマにした「バリアフリーに関する研修会」を主催した社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会(横浜市)が、全盲の男性パネリストに対し、最寄り駅から会場まで一人で来ることを求め、男性から抗議を受けていたことが29日、分かった。

男性は東京都在住のフリーライター川田隆一さん(48)。同協議会や川田さんによると、研修会は23日に横浜市で開かれ、福祉関係者ら十数人が参加した。

事前打ち合わせでは、JR横浜駅から会場まで職員が川田さんを誘導するはずだったが、直前に担当職員が人手不足を理由に「一人で来ることは可能か」と川田さんにメールで打診したという。

川田さんは「初めて行く場所で道も分からない。会の趣旨からも本末転倒」と抗議。結局、当日は職員が誘導したが、川田さんは研修会でこの事例を「課題」として報告した。

同協議会は全面的に非を認めた上で川田さんに謝罪。川田さんは「今の社会では歩道の段差よりも“心の段差”の方が大きい」と話している。

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2009.10.03 (Sat)

居酒屋に付き添い駄目? 大阪、障害者が改善要望へ

一人で移動が困難な障害者が外出する際の介助者(ガイドヘルパー)派遣費用を公費で助成する「移動支援事業」で、大阪府八尾市が「居酒屋やスナックへの付き添いは不可」と助成の対象外にしていることが3日、分かった。

大阪府内の障害者団体でつくる「障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議」(大阪市)は「外出先を不当に制限した権利侵害だ」として、見直しを求める質問状を近く市に提出する。

事業は障害者自立支援法に基づき市町村が実施。業者がガイドヘルパーを派遣し、原則として利用料の1割を障害者が負担、残りは公費で賄う。

八尾市はことし4月、利用条件に関するQ&Aを業者に配布。競馬場や競艇場、パチンコ店のほか居酒屋、スナックに行く場合は、社会通念上、助成の対象外とした。
車いすで生活する市内の男性(58)は「毎日飲みに行くわけでもないのに、ささやかな楽しみまで奪わないで」と話す。

厚生労働省の実施要綱は「必要不可欠な外出と、余暇活動など社会参加のための外出を支援する」とだけ規定。どのようなケースが認められないかは、自治体の裁量に任されているのが実情だ。

同省自立支援振興室は「全国的傾向を見ると『社会通念上、適切かどうか』を判断材料にギャンブルは認めない自治体が多いが、居酒屋を除外した例は聞いたことがない」としている。

八尾市障害福祉課は「飲酒が一律に駄目ということではない。誤解を与える表現があったなら改めたい」としている。

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