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2019.05.14 (Tue)

社会福祉法人京都福祉サービス協会*経理担当職員が横領逮捕

社会福祉法人京都福祉サービス協会
理事長 浅野信之


運営費を横領 元職員を逮捕

京都市の外郭団体「京都福祉サービス協会」が運営する特別養護老人ホームの資金を着服したとして、京都府警上京署は14日、業務上横領容疑で老人ホームの元経理担当職員五十嵐敏弘容疑者(59)=同市伏見区竹田浄菩提院町=を逮捕した。

容疑を認めているという。

逮捕容疑は2017年8月~18年7月、70回にわたり、老人ホーム名義の預金口座から現金計約266万円を引き出して横領した疑い。現金はホームの運営費で、協会が告訴していた。


京都市小川特別養護老人ホームの元経理担当職員
五十嵐敏弘容疑者59歳 (京都市伏見区竹田浄菩提院町)


京都福祉サービス協会に改善勧告 施設費の不正流用  2018年12月19日
京都市は19日までに、外郭団体の社会福祉法人「京都福祉サービス協会」(下京区)を巡る施設運営費の不正流用で、適正な経理事務体制の構築を求めて同協会に改善勧告を出した。

勧告は17日付。同協会が運営する全施設の管理職らに経理事務の監視や確認を徹底させる研修の実施などを要請した。来年1月18日までに結果について報告を求めるという。

不正流用は、市が同協会に管理運営を委託している小川特別養護老人ホーム(上京区)で経理担当だった50代男性職員が2017、18年度の施設運営費を私的に流用した。同協会と市は流用額を当初239万円とみていたが、その後の特別監査などでさらに305万円の流用も判明したという。同協会は9月に男性職員を懲戒解雇した。


銀行印悪用し伝票かいざん 2018年10月18日
京都市の外郭団体「京都福祉サービス協会」(同市下京区)が運営する特別養護老人ホームで、経理担当の50代の男性職員が銀行印を不正に利用し、運営費239万円を私的流用していたことが18日、分かった。流用が疑われる支出は計395万円に上り、協会は職員を懲戒解雇した。

市が市議会委員会で報告した。市によると、職員は会計伝票を改竄(かいざん)することで毎月末の預金残高と帳簿残高の帳尻を合わせていたという。

今年8月の税理士による監査で発覚。平成24年5月~30年8月に不正が疑われる支出が計395万円見つかり、職員はこのうち239万円の流用を認めた。協会は残る156万円の調査を続けている。

京都市の報告書はたいしたもんだ

社会福祉法人京都福祉サービス協会に対する特別監査実施結果について 2018年12月19日

https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/cmsfiles/contents/0000245/245957/houkoku.pdf

【 記事の続き ・・・・・ 】


特別監査の概要
(1)事案の概要
本市外郭団体である社会福祉法人京都福祉サービス協会が運営する京都市小川特別養護老人ホーム及び短期入所事業等の併設事業所の経理担当として従事していた職員が,不正な経理処理により協会資金を私的流用していた。
支出においては,公印(銀行印)を不正に使用して当該施設運営費の預金口座から現金を引き出して私的に流用し,発覚を防ぐため,税理士法人による月次監査までの間に,会計伝票を虚偽作成することにより,月末における預金通帳の残高と会計帳簿の残高の帳尻を合わせていた。
また,収入においては,現金で受領した介護サービスに係る利用者負担金等の一部を預金口座に入金せずに私的に流用し,発覚を防ぐため,会計伝票を作成しない,又は会計伝票を虚偽作成することにより,月末における預金通帳の残高と会計帳簿の残高の帳尻を合わせていた。
事案の発覚まで,何度も繰り返し不正な経理処理による私的流用を行っていた。

平成23年7月採用,平成24年5月から当該施設の経理担当

特別監査の実施に至った経過
協会からの報告
平成30年9月11日,協会の法人本部から本市に対し,当該施設での当該職員による協会資金の私的流用について,以下のとおり報告があった。

同年8月29日,協会から委託を受けている税理士法人が実施した月次監査において,同一人に対する支出が二重に計上されていた事務処理ミスを契機として,預金通帳の支出額と会計伝票の不一致を発見した。
そのため,当月分の預金通帳と会計伝票を精査したところ,不正が疑われる支出が確認され,当該職員を問い質したところ,私的に流用していたことを認めた。

これを受け,法人本部に調査チームを設置し,税理士法人の協力の下,現在,当該職員が経理事務に従事していた平成24年5月以降の期間の経理関係書類の調査を実施している。

本市の対応
協会からの報告を受け,早急に事案の全容を解明し,事案が発生した原因究明及び再発防止策の構築を図るよう指示するとともに,事実の確認及び協会としての対応の確認のため,外郭団体である協会及び指定管理施設である当該施設の所管課である介護ケア推進課と,社会福祉法人の指導権限を有する監査指導課が合同で,平成30年10月5日から,社会福祉法,老人福祉法及び地方自治法に基づき特別監査等を実施した。


支出における不正な経理処理の手法
当該職員は,平成24年5月から,不正事案が発覚するまで当該施設の経理担当として全ての経理事務を担当していた。
当該施設においては,公印保管者(施設長)及び保管補助者(総務部長)による公印(銀行印)の管理が甘く,その押印についても経理担当である当該職員に任せていたため,当該職員は他の職員の牽制を受けることなく公印(銀行印)を使用できる状態になっていた。
当該職員は,平成28年8月以降,随時,公印(銀行印)を不正に使用して当該施設運営費の預金口座から現金を引き出して私的に流用していた。そして,私的流用が発覚することを防ぐため,毎月の税理士法人による月次監査までの間に,施設運営に係る消耗品の購入等に係る支出の会計伝票の金額を水増しすることや,給油用プリペイドカードへの入金を装った架空の会計伝票を虚偽作成することにより,月末における預金通帳の残高と会計帳簿の残高の帳尻を合わせていた。事案の発覚まで何度も繰り返し不正を行っており,支出における私的流用額は,3,830,797円(109件)であった。

これまで発覚しなかった理由
当該職員による帳尻合わせの手法としては,会計伝票の虚偽作成であり,会計伝票と金額が不一致の請求書や領収書などの証憑書類が添付されているものや,証憑書類が添付されていないものが起案・回付されていたが,会計責任者(施設長)をはじめ,管理職員の証憑書類の照合が不十分であったため,指摘することなく決裁されており,会計帳簿の残高を操作し,月末における預金通帳の残高と会計帳簿の残高の帳尻を合わせることが可能であった。
協会においては,会計帳簿の記帳等に関する指導を行うため,毎月,税理士法人が各拠点の月次監査を行っていたが,預金通帳と会計帳簿の残高照合は月末時点の残高のみを確認しており,会計伝票と証憑書類の照合も一部を抽出した実施にとどまっていた。

収入における不正な経理処理の概要
不正な経理処理の手法
当該職員は,収入に関しても,現金で受領した介護サービスに係る利用者負担金等の預金口座への入金を担当していた。
当該職員は,平成26年2月以降,随時,介護サービスに係る利用者負担金を窓口で受領した別の職員から現金を引き継いだ後,その一部を預金口座へ入金せず,私的に流用していた。また,実習生や併設ヘルパー事務所の職員等が喫食した食費,コピー料金等,当該職員が受領した現金についても,適切な管理を行わず,その一部を預金口座へ入金せず,私的に流用していた。
そして,現金の私的流用が発覚することを防ぐため,会計伝票を起案しない,又は証憑書類を添付せずに会計伝票を虚偽作成することにより,会計帳簿の残高を操作し,月末における預金通帳の残高と会計帳簿の残高の帳尻を合わせていた。事案の発覚まで何度も繰り返し不正を行っており,収入における私的流用額は,1,612,733円(247件)であった。

これまで発覚しなかった理由
協会が運営する高齢者福祉施設においては,他の多くの施設と同様に,会計帳簿の記帳事務と利用者負担金等の請求事務は個別に管理しているため,現金収入に関しては,受領時の現金出納帳を用いた複数職員による記録・確認や,決裁時の証憑書類の確認照合を徹底することにより,現金での受領額,預金口座への入金額及び会計帳簿上の現金収入額を一致させておく必要があり,他の拠点においては,それが徹底されていた。
しかしながら,当該施設では,現金出納帳が備えられておらず,受領した現金は,封筒に受領額等を記載して金庫に入れておくなど,記録が残らない方法で職員間の引継ぎを行っており,現金管理がずさんな状態であった。


https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/cmsfiles/contents/0000245/245957/houkoku.pdf

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