1997.07.01 (Tue)
甲山事件 差し戻し審の論告求刑公判 西宮市の知的障害児施設甲山学園
検察側は無罪を訴え続けている山田さんに対して、園児の目撃証言、山田さんの自白、付着していた繊維が酷似しているなどに信用性があるとし、また、犯行についても反省せず否認しているなどとして、十二年前と同じ懲役十三年を求刑。
山田さんに対しては一九七五年に証拠不十分で不起訴となったが、一九七八年に神戸地検が神戸検察審査粋の不起訴不当の議決を受け、再逮捕し起訴。
一九八五年に一審の神戸地裁で無罪となったが、一九九〇年に二審の大阪高裁で無罪の破棄、最高裁が支持、一九九三年から神戸地裁で差し戻し審が開かれていた。
また、山田さんのアリバイを主張して偽証罪に問われ、差し戻し審となり併合審理されている元園長の荒木潔さんにも、一審と同じ懲役一年を求刑した。
全ての記事を表示する
リンク元・移動先ランキング 最終更新日:-0001/11/30