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2018.04.09 (Mon)

三田市の怠慢で?福祉も受けられなくて ⇒ こんな形で露呈した

42歳の男性は25年間もの監禁生活
障害者手帳を持っていた
三田市は過去に複数回 男性の家族から相談を受けていた



檻に監禁の男性、失明状態で発見

障害のある長男(42)を檻(おり)に閉じ込めたとして、兵庫県三田市の無職山崎喜胤容疑者(73)が監禁容疑で逮捕された事件で、長男が1月に保護された際、片目を失明し、もう一方の目もほぼ見えない状態だったことが捜査関係者への取材でわかった。県警は長男が檻での生活を20年以上強いられていたとみており、失明の経緯も捜査する。

一方、三田市は9日、高見智也健康福祉部長らが会見し、事件発覚の経緯や市の対応状況を説明した。
市によると、山崎容疑者は20年以上前、長男について複数回、市に相談していた。長男は障害者手帳を持っていたが、市の福祉サービスを利用したことはなかったという。

市は今年1月16日、福祉関係者からの連絡で「行動を制限されている障害者がいる」と把握。山崎容疑者と連絡をとり、障害福祉課の職員らが2日後の18日に自宅を訪ね、檻にいる長男を初めて確認したという。

市はこの時点で虐待の疑いがあると判断したが、その場で山崎容疑者から隔離せず、受診や福祉施設への入所を勧めた。翌19日に再訪し、檻に入った長男を改めて確認。22日に受診させることを山崎容疑者が了承し、22日の診察後に福祉施設に入所させたという。

市はこうした対応や県警への通報が約1カ月後の2月21日になったことについて「生命、身体に危険があれば強制的に保護するが、そこまでの緊急性はないと判断した。通常の福祉サービスを提供することで、長男を支援していくことにした」と説明した。

捜査関係者によると、山崎容疑者は長男や妻らと同居。妻は1月下旬に病死した。山崎容疑者は妻の介護について福祉関係者に相談した際、長男を檻に入れていると打ち明けたという。


知的障害があり暴れて壁や窓を壊すなどして耐えられなかった
市の担当者と電話でやり取りし自宅にも来た。けれど施設の紹介はなかった

兵庫県三田市の精神疾患がある男性(42)が自宅敷地内の檻おりに監禁されていた事件で、男性が片方の目を失明し、もう片方もほぼ見えない状態であることが、捜査関係者への取材でわかった。男性は16歳の頃から25年以上、檻で生活させられていたという。県警は、長期にわたる監禁の影響で病気になり、視力を失った可能性があるとみて、無職の父親(73)(監禁容疑で逮捕)を傷害容疑などでも調べる。

父親は7日、自宅の庭にあるプレハブ小屋に設置した木製の檻(高さ約1メートル、幅約1・8メートル、奥行き約90センチ)に、長男を閉じこめたとして、監禁容疑で逮捕された。捜査関係者によると「長男が暴れるので、16歳だった頃に檻に入れた」と供述。2日に1度ぐらい、夜間に外に出して食事や入浴をさせていたと説明しているという。

事件は1月、父親が福祉関係者に明かして発覚。長男は同22日、市に保護され、医療機関で視力の異常がみつかった。会話も十分にできない状態だという。監禁生活が始まる前に、精神疾患と知的障害があると診断されていたが、関係者は県警に対し「目は見えており、元気に走っていた」と証言しているという。

プレハブ小屋には冷暖房器具や電球はあったが、トイレはなかった。檻の中にはペット用のトイレシートが敷かれ、長男は閉じ込められたまま用を足していたという。長男が医療機関を受診した記録は確認されておらず、県警は、不衛生な環境で眼病となり、治療を受けられずに失明した可能性があるとみて、専門医の意見も聞いている。


市が会見「対応に問題なかった

長男(42)を自宅のおりに閉じ込めたとして、監禁容疑で父親の山崎喜胤容疑者(73)=兵庫県三田市=が兵庫県警に逮捕された事件で、三田市は9日午後に会見を開き、二十数年前に市の福祉担当職員が家族と数回、面談していたと明らかにした。事件を受けて庁内を調査した結果、当時の記録が見つかったという。ただ「おりに入っているという記述はなかった」とし、後任職員に引き継がれていなかった点などについても「対応に問題はなかった」と強調した。

同市の高見智也健康福祉部長ら2人が会見した。二十数年前に同市職員が数回、市役所への来所や自宅の訪問で、家族の相談に応じたという。ただ、相談や面談の詳しい内容は「個人情報」として明らかにしなかった。

山崎容疑者は7日の逮捕直前、神戸新聞社の取材に対し、約25年前から長男をおりに入れていたと明かし、「(長男は)知的障害があり、暴れて壁や窓を壊すなどして耐えられなかった」と理由を説明。「(三田)市の担当者と電話でやりとりし、自宅にも来たが、施設の紹介はなかった」とも話し、施設への入所を望んでいたことを示唆した。

市職員が家族と面談した当時、長男は既におりで生活していたとみられるが、市側はこの日の会見で「当時の記録には虐待や監禁の記述はなかった」と繰り返した。

今年1月、山崎容疑者が妻の介護について市側に相談した際に、長男をおりに入れていると説明。市は長男の状況を確認し、福祉施設へ入所させたが、県警へ通報したのは約1カ月後だった。通報が遅れた点についても、市は会見で「長期の支援になるため(入所)手続きの調整などを優先させた。父親も協力的で、長男が生命や身体の危険にさらされる恐れも低かった」と問題はなかったとの認識を示した。

全ての記事を表示する リンク元・移動先ランキング 最終更新日:2018/04/09

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