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2010.04.08 (Thu)

福祉の理念揺るがす行為 施設女性に暴行 元職員、資格持たず

千葉県内の障害者支援施設で、夜勤中に重度の知的障害がある入所者の20代女性に、性的暴行を加えたとして、準強姦の疑いで逮捕、起訴された元職員(23歳)が懲戒解雇となった。障害者を守るべき施設で、事件はなぜ起きたのか、施設運営や制度上の問題を探った。

施設によると被告は2007年3月、生活支援員として採用された。同被告は事件当時、20人ほどいた職員のなかで唯一、福祉関係の大学や専門学校で取得できる社会福祉主事などの資格を持っていなかったという。資格を持たない人を採用しても法的には問題ない。

施設や県警によると、施設関係者が昨年8月に女性の妊娠に気付き、女性は1~2週間後の同月中に病院で死産した。警察への通報は病院からだったという。施設では昨年8月以降、夜勤を2人から3人態勢にし、見回りを強化。防犯カメラも3台から13台に増やした。施設の在り方に問題はないのか。障害者の人権尊重を訴えるNPO法人・DPI日本会議の三沢了議長は「施設の閉鎖性の問題の一つ」と指摘する。障害者施設は社会の目が届きにくく、虐待や人権侵害があっても、外部から見えにくいという。三沢議長は、職員のモラルの問題もあるとしたうえで「障害者虐待防止法(仮)」の制定や、オンブズマンなど外部の人が出入りする環境をつくるのが大切」と今後の課題を指摘する。

夜勤中に、女性入所者を暴行したとされる今回の事件。厚生労働省障害福祉課によると、当直体制についての規制やガイドラインはないという。同課の担当者は「各施設によって個別のケースがあるので、当直体制をこちらで決めるのは難しい」と指摘。落ち着きがなかったり、急にパニックになったりする入所者もいるため、夜勤に男手が必要なケースもあるという。県障害福祉課も「入所者それぞれのケースがあるので、細かい取り決めは施設に任せている」と説明する。同課は昨年8月に女性の妊娠を把握、昨年11月に施設から改善報告書を受け取ったが、これまで立ち入り検査などは行っていないという。担当者は「適切に報告書の内容が実践できているか、立ち入り検査も行い、厳正に対処していく」と話している。

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