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2009.02.21 (Sat)

児童養護施設で不適切な指導

広島市南区似島町の児童養護施設「似島学園」で昨年、職員が指導と称して高校1年の男子生徒(15)の部屋の窓を約5カ月間撤去したり、約8時間にわたり別の個室に入るように命じたりしていたことが、学園への取材でわかった。小野寺茂園長は窓の撤去や個室に入るように命じたことについて「不適切だった」と認めている。広島市は学園側へ再発防止を徹底するよう指導した。

学園や広島市こども・家庭支援課によると、昨年7月31日、他の生徒とトラブルを起こした男子生徒に対し、職員が「いつでも監視できるようにする」と伝え、男子生徒の部屋の窓を外した。部屋は廊下に面し、建物外の空気は直接入り込まないが、冬には夜間暖房が切られ、相当冷え込むこともあるという。

男子生徒は朝日新聞の取材に「職員から『お前の生活をみんなに見せる』と言われて逆らえなかった。布団をかぶっても寒さで3時間寝付けないこともあった」と話した。

市から注意を受け、学園は今年1月16日に窓を再び設置した。市によると、学園内では昨年、他の数人の生徒にも部屋の窓を外す「指導」があったという。小野寺園長は「寒い時期にも放置したことは申し訳なく、反省している」と話している。

また市の調査で、男子生徒は昨年5月31日、他の生徒とトラブルになった際、午後5時から約8時間にわたって学園内にある面接用の部屋にいるよう、職員に命じられたことも判明した。学園側は「トラブルになった相手に話を聴いている間、待機させた」と市に説明。個室に鍵はかけず、食事も与えたという。

市は「時間があまりにも長い」と判断し、今月3日、窓を撤去した問題を含めて「不適切な指導に当たる」として学園へ再発防止を求めた。市こども・家庭支援課の末田明美課長は「指導のためにやむを得ない部分もあったと思うが、不適切なものは指導した」と話している。

似島学園は1946年、「原爆孤児」の保護収容施設として開設。現在は社会福祉法人似島学園が運営し、児童養護施設と知的障害児施設(高等養護部)などが併設されている。児童養護施設の定員は114人で、現在4~18歳の104人が在籍している。

全ての記事を表示する リンク元・移動先ランキング 最終更新日:2015/01/14

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