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2015.07.15 (Wed)

一審:無罪 ⇒ 二審:懲役1年2月 ⇒ 上告

デイサービス立花

クダラン争い
クダラン男 冨永英之

三審制
慎重な公正な判断をすることが目的で3回まで審理を受けることができる


高齢者暴行、逆転有罪 90代男性の口に塩を押し込む

佐賀県伊万里市で2012年、介護施設に入所していた高齢者の口に塩を押し込んだとして暴行罪に問われた施設運営会社社長・冨永英之被告(62)の控訴審判決で、福岡高裁は15日、無罪とした一審判決を破棄、懲役1年2月(求刑懲役2年)を言い渡した。弁護側は上告する方針。

「社長が塩を入れた」という元施設職員の目撃証言の信用性が争点。福崎伸一郎裁判長は判決理由で、塩の量や実際に口に入ったかどうかは疑いがあるとした一方、「被害者の顔をつかんで、塩を載せたスプーンを口に押し当てたとの証言は信用できる」と判断した。

14年3月の一審佐賀地裁判決は、裁判官が実際に塩を口に含んで検証し「塩を口に入れられれば吐き出すのが自然だ」と認定。吐き出す点に触れていない証言の信用性を否定し、無罪とした。

しかし、高裁はこの検証を「健常者の個人的な体験に基づいており、不相当だ」と批判。その上で「立場を利用した、卑劣で悪質」と量刑の理由を述べた。

高裁判決によると、12年4~5月、認知症の90代男性の口に、塩を盛ったスプーンを押し当て、差し入れようとした。


佐賀県伊万里市の介護施設で2012年、90代の認知症男性の口に塩を押し込もうとしたなどとして、暴行罪に問われた施設運営会社社長、冨永英之被告(62)に対し、福岡高裁は15日、無罪とした1審・佐賀地裁判決(昨年3月)を破棄し、懲役1年2月の実刑判決を言い渡した。福崎伸一郎裁判長は「卑劣で悪質」と述べた。

争点は「被告が口を無理やり開けさせ、塩を押し込んだ」とする職員(当時)の目撃証言の信用性。1審は裁判長自らが法廷で塩を口に入れて検証し「通常なら吐き出すが(証言に)その描写が欠落している」と信用性を認めなかった。高裁判決は他の証拠から「口に塩が入ったかどうかは別として、スプーンを押し当てたのは事実」と認定。さらに「通常なら吐き出す」とした1審について「健常者の個人的な知見で不相当だ」と批判した。

高裁判決によると、冨永被告は12年4、5月に計3回、男性にスプーンに盛った塩を口に押し当てるなどの暴行をした。


福岡高裁判決 入所者への暴行認定

告発の信用性、異なる評価
伊万里市の高齢者介護施設で90代の入所者の口に塩を押し込んだとして、暴行罪に問われた施設運営会社代表冨永英之被告(62)=同市立花町=の控訴審判決で、福岡高裁は15日、無罪とした一審佐賀地裁判決を破棄し、懲役1年2月(求刑懲役2年)を言い渡した。弁護側は判決を不服として上告する方針。

福崎伸一郎裁判長は判決理由で、暴行を目撃したとする施設職員の証言について「被害者の顔をつかみ、塩を載せたスプーンを口に押し当て、中に差し入れようとした部分は具体的で信用できる」とし、証言の信用性を全て否定した一審判決は事実誤認があると判断。「無抵抗の被害者に対して卑劣、悪質で、介護施設での犯行は厳しく処断して再発防止を図るという社会的要請も大きい」とした。

弁護側は「証言は塩を口に入れようとした状況などが大きく変遷し信用できない」と主張したが、福崎裁判長は「捜査官に対する迎合的な供述傾向は否定できないが、中核部分は他の関係者の供述で裏付けられる」などとして退けた。

高裁判決によると、冨永被告は2012年4~5月、経営する施設「デイサービス立花」で、失禁した認知症の男性入所者=当時(91)=に計3回、スプーンに盛った塩を口付近に押し当てた。14年3月の一審判決は、目撃証言について「男性が塩を口からはき出すなど有害刺激への対処行動が供述に出てこないのは不自然で、信用できない」などと判断し、無罪を言い渡していた。

冨永被告の主任弁護人は「有罪ありきの審理だった。証言の一部だけを切り取って事実認定している判決は間違っている」と述べた。

■傍聴席
介護施設での虐待をめぐる裁判は、「内部告発」の信用性をどう評価するかで一審と二審が全く異なる結果となった。

「被告がスプーンに盛った塩を2、3回被害者の口に押し込んだ」。検察側は暴行の唯一の目撃者だった施設職員の証言を立証の柱に据えた。

被害男性は91歳と高齢のうえ、認知症のため証言できる状況ではなかった。被告を無罪とした地裁判決は「男性が塩をはき出したり、水を求めたりするといった行動が証言に含まれていないことは不自然」と判断し、信用性を否定した。

高裁判決も同様に「信用性を疑わせる」としながらも、他の証言部分を別の職員の供述とも突き合わせて検討。塩入りのスプーンを口に押し当てて中に差し入れようとした行為について、「証言は具体的で迫真性に富んでおり、実際に塩が口に入った部分を除き、信用性は高い」として暴行の事実を認定した。

虐待について情報交換した別の職員供述や、スケジュール帳に記された虐待に関するメモも目撃証言を裏付ける証拠となった。

高齢者虐待防止法は、介護施設で虐待があった場合、職員に自治体への通報を義務付けている。虐待を生まない環境づくりは言うまでもないが、密室性が高く立証のハードルは高いだけに、記録の管理や行政機関など第三者の適切な関与が欠かせない。




入所高齢者の口に塩押し込む、介護施設代表を逮捕 佐賀 2012年10月2日
http://social00welfare00dt.blog.fc2.com/blog-entry-509.html


90代入所者の口に塩 デイサービス施設代表、暴行容疑 2012年10月10日
http://social00welfare00dt.blog.fc2.com/blog-entry-507.html

2012年10月30日
暴行容疑で経営者を再逮捕 介護施設塩事件 佐賀 デイサービス立花・立花宅老所
http://social00welfare00dt.blog.fc2.com/blog-entry-527.html

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