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2015.07.26 (Sun)

認可外保育施設といず*母と長女と次男逮捕

栃木、保育中の女児放置死疑い 保育施設経営者ら3人逮捕

栃木県警は23日、宇都宮市内の認可外保育施設といず
昨年7月、下痢や発熱の症状があった生後9カ月の女児に適切な医療措置を受けさせずに放置し、死亡させたとして保護責任者遺棄致死の疑いで、当時の施設経営者木村久美子容疑者(58)=横浜市神奈川区三ツ沢中町=ら3人を逮捕した。

ほかの逮捕者は、いずれも従業員で木村容疑者の長女怜美容疑者(28)と次男高容疑者(23)。

逮捕容疑は昨年7月23日から宿泊保育中だった山口愛美利ちゃんに下痢や38度以上の発熱の症状があったのに、両親に連絡したり医師に受診させたりせず放置し、同26日未明、熱中症により死亡させた疑い。



栃木・宇都宮市の認可外保育施設で赤ちゃんが死亡した事件で、実質的経営者の女ら3人が、赤ちゃんが死亡したとみられる時間帯に外出していたことがわかった。
「といず」の実質的経営者・木村 久美子容疑者(58)ら3人は、保育中に高熱を出した山口 愛美利ちゃん(当時9カ月)を放置して、死亡させた疑いが持たれている。
その後の取材で、愛美利ちゃんが死亡したとみられる2014年7月26日未明ごろ、3人が栃木・小山市内に車で出かけていたことがわかった。
警察は、愛美利ちゃんが高熱を出していることを知りながら、外出したとみて調べている。



去年、栃木県宇都宮市の認可外保育施設で、発熱していた9か月の女の子を放置し、死亡させたとして、当時の施設長の親子3人が警察に逮捕された。

宇都宮市の認可外保育施設「といず」で去年7月、生後9か月だった山口愛美利ちゃんが宿泊保育中に死亡した。
死因は熱中症。
警察は、愛美利ちゃんが高熱や下痢の症状があったにもかかわらず、医師の診療を受けさせずに放置して死亡させたとして、23日、当時の施設長・木村久美子容疑者(58)と従業員で長女の怜美容疑者(28)、次男の高容疑者(23)ら3人を逮捕した。
警察によると、事件当時、木村容疑者らは3人で愛美利ちゃん1人を預かっていたということで、取り調べに対し、いずれも容疑を否認している。

「逮捕の報告を聞いて、娘の写真に向かって報告しました」(愛美利ちゃんの両親)
一方、保育施設側を刑事告訴をしていた愛美利ちゃんの両親が会見を開いた。

「この辺は全て打撲痕。どれだけひどいことをされていたか、見ただけで分かる」(愛美利ちゃんの両親)
両親は愛美利ちゃんの顔に複数のあざがあったとして、保護責任者遺棄致死容疑ではなく、より罪が重い、傷害致死容疑で立件してほしいと訴えた。


女児放置死、保育記録破られる 宇都宮市の認可外保育施設 7月24日

宇都宮市の認可外保育施設「といず」で昨年7月、生後9カ月の山口愛美利ちゃんが死亡し、保護責任者遺棄致死の疑いで当時の施設経営者ら3人が逮捕された事件で、愛美利ちゃんが亡くなった当時の保育記録ノートのページが破られていたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。

栃木県警は当時の施設経営者木村久美子容疑者(58)らが証拠隠滅を図ったとみて調べている。

捜査関係者によると、保育記録は保護者が子どもを預けたり迎えたりする際に施設と交換するノートで、施設側は食事の内容や保育時の様子、体温などを記載していた。

保育施設で乳児死亡 両親、損害賠償求め提訴 宇都宮 2015年1月5日

宇都宮市の認可外保育施設で昨年7月、宿泊保育中だった生後9カ月の山口愛美利(えみり)ちゃんが死亡した問題で、市内に住む両親が5日、施設への指導監督を怠ったなどとして、市や当時の施設の室長(58)らを相手に計約1億1400万円の損害賠償を求める訴訟を宇都宮地裁に起こした。

訴状などによると、両親は昨年7月23~26日、娘の愛美利ちゃんを保育施設「託児室トイズ」に預けた。23日朝は異常はなかったが、26日午前5時半ごろ、愛美利ちゃんが息をしていない状態で発見されたという。両親は当時の室長らを保護責任者遺棄致死容疑などで刑事告訴し、県警が捜査している。

市は5日、佐藤栄一市長名で「訴状が届いていませんので、届きしだい、内容を確認したうえで、対応を検討したいと考えている」とのコメントを出した。




宿泊保育で預かった生後9カ月の女児に下痢や高熱の症状が出ていたのに適切な医療措置を取らずに放置し死亡させたとして、栃木県警は23日、保護責任者遺棄致死の疑いで、宇都宮市の認可外保育施設「といず」元施設長、木村久美子容疑者(58)=横浜市神奈川区=ら3人を逮捕した。調べに対し、いずれも容疑を否認している。

県警によると、木村容疑者らは昨年7月23日から生後9カ月の山口愛美利(えみり)ちゃんを預かり、保育していたが、愛美利ちゃんに継続して下痢の症状があり、同25日には38度以上の高熱が出ていたにもかかわらず医師の診察を受けさせないなど放置し、同26日未明に熱中症で死亡させた疑いが持たれている。

この施設をめぐっては愛美利ちゃんの死亡前、「子供をひもで縛るなど不適切な保育をしている」などと内部告発が寄せられていたが、調査に入った市側は「問題なし」と判断していた。

愛美利ちゃんの両親は「死亡したのは施設の不適切な対応が原因」として、久美子容疑者らを保護責任者遺棄致死罪などで告訴していた。また、施設側や同市を相手取り、賠償請求訴訟も起こしている。


宇都宮市の認可外保育施設「といず」で昨年7月、下痢や発熱の症状があった生後9カ月の女児を放置、死亡させたとして、栃木県警が保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕した当時の施設経営者木村久美子容疑者(58)らが、調べに「体調に問題はないと思っていた」という趣旨の供述をしていることが24日、捜査関係者への取材で分かった。

また、捜査関係者によると、救急隊員が駆け付けた際、亡くなった山口愛美利ちゃんの遺体は死後数時間で現れるとされる硬直が既に始まっていた。木村容疑者らが長時間、適切な医療措置をしなかった可能性があるとみて詳しく調べる。


3月12日

《安全と健康管理を第一に考えた、衛生的な環境をご提供します》──栃木県宇都宮市の認可外保育施設「託児所トイズ」のパンフレットは、こんな文言から始まる。
ページをめくると、あちこちに「嘱宅医と連携」「調理師手作りの離乳食」「ホテルのようなラグジュアリーさ」といった宣伝文句が躍り、1泊2万円という保育料に見合うだけの、至れりつくせりの環境がアピールされている。しかし、それらは全て嘘だった。

昨年7月26日、同施設に預けられた山口愛美利(えみり)ちゃん(生後9か月)が亡くなった。愛美利ちゃんの母親・A子さん(37才)が、そこで起きたおぞましい出来事について、涙ながらに語ってくれた。

「私たち夫婦は共働きでお互い出張も多く、昨年7月23日からの3日間は、どうしても施設に預けるしかなくて…。トイズは、事前に見学した時に、代表の女性が、“ウチはそこらへんの安い託児所とは違います”とかいいことばかり言うので、すっかり信じてしまったんです。今思えば、あの時の判断が全ての間違いでした…」

本来なら愛美利ちゃんと再会するはずだった7月26日の早朝6時半、A子さんの携帯が鳴った。この電話で家族の人生は一変することになる。
「トイズから、“娘さんが息をしていない”って…。何が起きたのかもわからず、夫と施設に駆けつけました。そうしたら、もう娘の体は冷たくなっていて…」(A子さん)

数か月後に、死因は熱中症だとわかるのだが、預けてからたった3日間で、8.7kgあった体重は、7.4kgにまで減っていた。
絶望のあまり、愛娘の亡骸を目の前にしても、A子さんも夫のBさん(49才)も、現実を受け入れることができなかったという。そして、トイズの不審な説明を聞いて、夫婦の絶望はより一層深まることになった。

「愛美利が息をしてないことを確認したのは朝5時25分で、救急車を呼んだのは5時52分でした。なぜ30分も救急車を呼ばなかったのでしょうか…」(Bさん)
しかも、愛美利ちゃんの異変は、預けてすぐに起きていた。施設側の育児日誌によれば、初日から下痢をして、2日目には38℃の熱が出ていたという。

「今となっては、その記述内容も本当にちゃんと書いていたのか疑問ですが、いずれにせよトイズは病院にも連れて行かず、私たちに連絡すらしていなかった。専属の看護師の存在や、嘱宅医との連携なんて、全部嘘だったんです。30人近くの乳幼児を、代表の女性とその親族の2人だけで見ていたこともわかりました」(Bさん)

加えて、トイズの代表女性は、愛美利ちゃんの遺体を前にしても、謝罪の一言もなかったという。
昨年9月、A子さん夫妻はトイズの代表者や職員を保護責任者遺棄致死や業務上過失致死の疑いで刑事告訴。情報を集めるためにトイズの利用者に会って話を聞いて回り、ブログを立ち上げて情報提供を呼びかけた。すると、翌10月、信じられない事実が飛び込んできた。


「トイズの元スタッフだというかたから、“あの施設はもう何年もの間、幼児虐待をしています”という情報提供のメールが来たんです。そして、証拠となる写真が添付されてありました」(Bさん)
その写真には、目を疑う光景が広がっていた。まるで動物園の檻のような柵で囲われた一角に、毛布やひもで手足を縛られ、“イモ虫”のようにうつぶせで転がされたまま放置されている乳幼児たち…。

「実際、動物園以下の環境だったことがわかったんです。“調理師の作った離乳食”なんて大嘘で、弁当屋さんからもらってきた賞味期限切れのパンや麺類を、餌のように盛りつけただけでした。それも最低限の量です。食べさせたら排泄するからって、ほとんど食事も飲み物も与えていなかったんです。お腹がすいて子供たちが泣き始めると、スタッフがひもや毛布で縛って、放置していたんだそうです…。電気代がもったいないからと、冷暖房もつけていなかったといいます。冬場は、親が迎えにくる直前に子供の手だけ温めて、バレないようにしていたみたいなんです」(A子さん)

他にも、トイズに預けたことのある保護者たちから、
「1階の受付で子供を預けた後は、決して中の様子を見せてくれなかった」
「帰ってきた時に爪がはがされていた」
といった、情報が複数入ってきたことで、A子さん夫妻は、さらに詐欺容疑などでも刑事告訴したのだった。


「これは、人の心を持たない卑劣な詐欺師が、言葉の話せない赤ちゃんを食い物にした、悪質な事件です。愛美利の無念を晴らせるのは私たちだけですから、最後まで闘い抜く覚悟です」(Bさん)
この間、トイズ側は「適切な保育を行っていた」という声明を出したのみで、昨年12月に営業を停止したままだ。
女性セブン2015年3月26日号

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