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2015.09.24 (Thu)

Sアミーユ川崎幸町*窃盗罪に問われた元職員 ⇒ 執行猶予4年

高齢者転落死の老人ホーム、元職員に窃盗で有罪判決

川崎市幸区の老人ホームSアミーユ川崎幸町で入所者の金を盗んだなどとして、窃盗罪に問われた元職員の男(23)に対し、横浜地裁川崎支部(忠鉢孝史裁判官)は24日、懲役2年6カ月執行猶予4年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。この施設では昨年11~12月、高齢者3人が相次いで転落死したことも明らかになっている。

判決によると、男は今年1~5月、入所者3人の居室から現金11万6千円と指輪など4点(68万円相当)を盗んだ。判決は、男が職員の立場を悪用し、マスターキーを持ち出して窃盗を繰り返していた点について、「犯行態様が狡猾(こうかつ)で被害も甚大だ」と指摘。「老人ホームの信用を著しく損なった」などと述べた。

一方で、男が関わったとされる19件の窃盗事件のうち16件で示談が成立し、218万円の示談金を支払っていることなどから執行猶予判決が相当とした。



川崎・老人ホーム転落死 暴行、虐待、窃盗も… 9月24日

介護現場に不安募らせる家族
80~90代の入所者3人が相次いで転落死した川崎市幸区の介護付き有料老人ホーム。市は「短期間に3件も起きたのはあまりに不自然」とするが、同施設では、他にも暴行や窃盗などの事件が相次いでいたことが明らかになった。問題発覚後、入所者の家族の話からは、他にもあざをつくったり、亡くなった状況に疑問を抱くような事案、不適切な問題があったことが浮かび上がる。「なぜ急に亡くなったのか」「職員を怖がっていた」…。信頼して大切な人を預けた家族からは、真実を求める声が挙がる。

◆目立つ“特異性”

転落死が相次いだのは、川崎市幸区の有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」。

市や施設によると、昨年11月4日、4階に暮らしていた男性=当時(87)=が転落。12月9日に4階の同じ部屋から女性=当時(86)=が転落した。同31日には、6階の女性=当時(96)=が転落死した。いずれも未明に転落したとみられている。

県警は事件と事故の両面から経緯を慎重に調べているが、市の高齢者事業推進課の関川真一課長は「昨年まで少なくとも数年間、高齢者が入る(他の)市内の施設で転落死はない」としており、同施設の“特異性”が目立つ形となっている。

◆「不手際だった」

「すぐに連絡してほしかった。自分たちで判断したかった」
こう話すのは、母親を同施設に預けていたきょうだい(姉と弟)。認知症を患っている母親が今年8月に大腿(だいたい)骨を折ったときのことだ。職員が午前2時ごろに骨折に気付いたが、意識はあるなどとして様子見の対応が取られ、病院搬送されたのは午前9時をすぎてから。家族に「緊急性はない」と、施設から連絡があったのもその時だった。

施設の当直日誌には「頭部を出血したが、すぐに止血。足が痛い」と書かれており、対応の遅れに不満を抱いて施設側を問いただすと、「不手際だった」と非を認めたという。

母親の骨折は全治4週間。その後のリハビリには、さらに3カ月かかるとして入院を続けている。

「施設の男性職員が来ると、怖がったり、嫌がったりすることがあった。暗い感じだった」
入所していたときの様子を振り返るきょうだいは、母親が入院後に笑うようになったことに気付いた。
「アミーユにいたときには、私たちが帰ろうとすると、『自分も一緒に帰りたい』と言っていた」

退院後の母親を同施設に戻すつもりはなく、別の施設を探しているという。

◆後手後手の行政

昨年12月に母親を施設で亡くした男性も、今回の問題発覚後、亡くなった状況が疑わしく思えてきた。

「痴呆でほとんどトイレに行くこともなく、夜はおむつを着けていると思っていた。夜中にトイレ内で倒れるという状況は…」

市高齢者事業推進課に電話し、当時の状況を調査してくれるよう頼んだが、「時間はかかる。何か分かったら電話します」と言われたのみ。家族に寄り添うべき行政の「後手後手ぶり」は、真実を求める気持ちをさらに募らせている。

◆別の施設でも…

「Sアミーユ川崎幸町」では、男性職員4人が入所者の女性(86)に暴言を吐き、頭をたたくなどの暴行を加えていたことや、女性入所者から現金を盗んだとして男性職員が逮捕される事件もあった。

ところが、こうした相次ぐ不祥事は、同施設だけに止まらなくなってきている。3人の転落死発覚後、事業者が同じ横浜市と東京都三鷹市の別施設で、入所者が負傷して虐待が疑われたり、職員が入所者に暴行するケースがあったことが明らかになった。

さらに、事業者の親会社が大阪府豊中市で運営する施設では、30代の男性職員が入所している70代女性の首を絞めるなどの虐待をし、負傷させていたことが判明した。

施設を超えて広がりを見せる入所者への暴力、虐待、事件…。一連の事案の背景には、まだ見えていない根深い問題が潜んでいることもうかがえる。

川崎の施設の運営事業者「積和サポートシステム」(東京)の中坪良太郎取締役(37)は、入所者家族からの訴えや、相次いで発覚する問題について「入所者や家族に不安や不信を与えて申し訳ない。信頼回復は容易でないが、職員の教育を見直すなどして再発防止に努めていきたい」としているが、家族の心配を完全に解消するには至っていない。

足の骨折の治療が終われば退院後の母親の入所先を探すきょうだいは、こうつぶやいた。

「施設側には、人質を取られている感じ。文句を言うと何をされるか分からないという弱みがあるから、あまり強く言えない。新しい場所に入所するときには、部屋にカメラを設置しようと思っている」

介護の現場に向けられた強い不信感は、簡単に拭い切れそうにない。

全ての記事を表示する リンク元・移動先ランキング 最終更新日:2015/09/24

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