FC2ブログ
2020年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

2016.10.27 (Thu)

精神保健指定医*資格を取り消しただけで許されるのか

厚生労働省は今回の処分に言語道断と

言語道断
ごんごどうだん
言葉で説明しきれないほどひどいこと
もってのほか


ソモソモの発端は
相模原の障害者施設での殺傷事件
容疑者が事件前に措置入院となった際の判断に関与した医師の1人が
精神保健指定医の資格を不正取得したことで判明



精神保健指定医の不正取得 計89人処分を発表

重い精神障害がある患者に強制的な入院が必要かどうかなどを判断する精神保健指定医の資格について、厚生労働省は、不正に取得していた全国の49人の医師と、その上司にあたる指導医40人の合わせて89人を対象に資格を取り消す処分を発表した。

それによると、精神保健指定医の資格を不正に取得していたのは、全国の国公立や私立の大学病院などに勤務していた49人の医師で、いずれも定められた症例を十分に診療していないのに、しているように装うなどして国に報告していたという。

厚生労働省は、上司にあたる指導医40人と合わせて89人を対象に資格を取り消す処分を行った。さらに、現在資格を申請していて、不正が疑われていた5人の医師のうち1人は申請を取り下げ、残る4人は申請を却下した。

一方、ことし7月に、相模原市の知的障害者施設で起きた殺傷事件で、逮捕された男の措置入院の診断に関わった医師の1人についても、厚生労働省は資格を不正に取得していたと認定したが、本人が資格の返上を申し出たため、対象には含まれていない。今回の処分について、厚生労働省は、「このような事態は精神科医療の信頼を大きく損なうものだと考えている。今後は信頼を回復できるよう対応を検討していきたい」とコメントしている。

「精神保健指定医」の資格をめぐっては、去年4月、川崎市の聖マリアンナ医科大学病院で、11人の医師の不正取得が明らかになり、厚生労働省が平成21年から27年7月にかけて資格を申請した全国の3000人余りの医師を対象に調査を進めていた。

「精神科医療への信頼揺るがす事態」

精神障害がある患者や家族で作る全国精神保健福祉会連合会の小幡恭弘事務局長は、「精神保健指定医の資格には人権に関わる強制的な入院を決める権限があるのにその資格を不正に取得していたことは、精神科医療への信頼性を揺るがす大変な事態であり、医師の責任の重さや人権感覚が弱まっているのではないかと不安を抱いている。国には監督責任があり、このような不正が繰り返されないよう原因などをしっかりと検証するべきだ」と話している。

「精神保健指定医」とは、精神障害のある患者が他人を傷つけるおそれがある場合などに強制的な入院が必要かどうかを判断する専門の医師の資格。強制的な入院には人権に配慮した専門的な判断が求められるため、都道府県などが、患者本人や家族の同意なしに入院させる「措置入院」の際は2人、患者本人の同意を得ずに家族などの同意だけで入院させる「医療保護入院」では、少なくとも1人の指定医が「必要だ」と診断することが要件となっている。

資格を取得するには、3年以上の精神科での実務経験に加え、統合失調症や、児童・思春期の精神障害、それに認知症など、8種類の症例について診療を行ったうえでレポートを国に提出し、国の審査を経て厚生労働大臣が指定する。厚生労働省によると、精神保健指定医の数は精神障害のある人の増加を背景に年々増え、ことし4月の時点で全国で1万4707人に上る。強制的な入院の件数も増え続け、医療機関からの届け出は、平成26年度の措置入院と医療保護入院で合わせて17万件を超えた。


資格不正取得問題の経緯

「精神保健指定医」の資格の取得をめぐって不正が明らかになったのは、去年4月だった。川崎市にある聖マリアンナ医科大学病院で、11人の医師が、先輩のレポートをコピーして使い回すなどして、不正に資格を取得していたことがわかり、厚生労働省は、上司の指導医と合わせて23人の資格を取り消し業務停止の処分にした。
さらに、厚生労働省は、ほかの医療機関でも不正がなかったか調べるため、提出されたレポートをデータベース化し、コピーなどがないかチェックしてきた。そのうえで、医療機関で保管されているカルテと照らし合わせ、医師への聞き取りを進めてきたが、多くの医師に不正が疑われたため、調査は長期化した。

ことし7月に相模原市の知的障害者施設で、入所者などが刃物で刺されて19人が死亡、27人が重軽傷を負った事件では、逮捕された元職員の措置入院の診断に関わった医師の1人に、資格を不正に取得していた疑いが発覚した。この医師は、資格の返上を申し出たため今回の処分の対象には含まれていないが、厚生労働省が設置した事件の検証チームは、「措置入院をめぐる判断は妥当だったが、制度に対する信頼を損ねたことは重大な問題」と指摘した。

「医局のなれ合い あったのでは」

厚生労働省の調査の対象となった男性医師の1人は、精神保健指定医の資格を不正に取得していた医師の上司にあたる指導医だった。
NHKの取材に対し、この指導医は部下の不正取得には気付かなかったとしたうえで、「いいかげんに資格をとった医師が治療にあたっているとなれば、信用がなくなる。指導医として確認すべき事をしていなかったという責任を感じるので処分を受け入れる」と謝罪した。そのうえで、不正がまん延していた実態については「前の年に資格をとった先輩の医師からアドバイスをもらう中で、同じ症例を使うなどこれくらいなら許されるだろうという医局のなれ合いがあったのではないか」と話した。
さらに、大学病院では、資格の取得に必要な症例が集まりづらいと指摘したうえで、「かつては医局員が大学から関連病院に派遣され、そこで必要な症例を診察することができたが、今は、医局員が少なく、派遣する余裕がない」などと現場の状況を話した。

「制度の見直し必要では」

日本精神神経学会の元理事長で、さいたま市にある大宮厚生病院の小島卓也副院長は「精神保健指定医の資格は、患者の人権を守りながら治療にあたるための制度であり精神科医療には不可欠な資格にもかかわらず、今回の事態で患者などに対して不安と不信感をまねいた」と批判した。そのうえで、資格の不正取得が広がっている背景について、「取得に必要な8症例の中には児童思春期などなかなか集まりにくい症例もある。制度ができてから30年近くがたっており、当時とは環境が違ってきているので、制度の見直しが必要ではないか」と指摘している。




医師免許も剥奪せえよ

厚生労働省は精神保健指定医の資格不正取得の疑いがある医師89人の資格取り消し・停止の行政処分の審査を始めた
審査対象は、指定医の資格を不正に取得した疑いがある医師49人と、その上司にあたる指導医40人。
89人が所属していた病院は都道府県単位で12自治体にわたる。


s90akkkx2.jpg

こんな医師に関わった治療された患者は ・・・・・
藪医者だったのかぁ

医師89人の名前病院名
精神保健指定医の資格を取り消されたヤブ医者

不正な申請をした医師

▽愛知医科大病院=宮沢利和、長谷川裕記、野口貴弘
▽明石土山病院(兵庫県)=伊藤毅、財田一也、宗和将志、田中健一、藤田学
▽けやきの森病院(神奈川県)=坂口貴子
▽宇治おうばく病院(京都府)=大田壮一郎 処分取り消す判決 2019年9月24日
▽横浜市立大付属市民総合医療センター=近藤友子
▽岡山県精神科医療センター=池上陽子
▽京都府立医科大付属病院=酒井雄希、水原祐起、西沢晋
▽群馬県立精神医療センター=清野うらら、鈴木雄介
▽高知大医学部付属病院=山内祥豪、須賀楓介
▽林精神医学研究所付属林道倫精神科神経科病院(岡山県)=鎌田豪介
▽昭和大学横浜市北部病院=山田英介、田村利之
▽兵庫県立光風病院、神戸大医学部付属病院=岡崎賢志
▽神戸大医学部付属病院=田中知子
▽聖マリアンナ医科大病院(神奈川県)=橋本知明
▽千葉大医学部付属病院=田所重紀
▽都立松沢病院=浅野未苗
▽都立多摩総合医療センター=金田渉、石井民子
▽東香里病院(大阪府)=赤沢美歩
▽国立病院機構琉球病院=海江田保彦
▽兵庫医科大病院=浅野真紀、吉崎晶絵、岩永伴久、北浦寛史、浜田優一朗
▽兵庫県立光風病院=井上由香、横山紘子、佐々木雅明、小泉千晶
▽北里大東病院(神奈川県)=大林拓樹、田沼竜太郎、竜田彩
▽湊川病院(兵庫県)=江口典臣、三家英彦、志村政幸、平岡やよい
▽藍野花園病院(大阪府)=守谷真樹子、実松麻由子



確認を怠った指導医

▽愛知医科大病院(愛知県)=松原桃代、木村仁、多羅尾陽子、鈴木滋
▽原病院(群馬県)=原淳子
▽明石土山病院(兵庫県)=太田正幸
▽けやきの森病院(神奈川県)=堤康彦
▽宇治おうばく病院(京都府)=岡崎信也
▽横浜市立大付属市民総合医療センター=近藤大三
▽岡山県精神科医療センター=河本泰信
▽京都府立医科大付属病院=中前貴、柴田敬祐、北林百合之介、成本迅、松本良平
▽群馬県立精神医療センター=須藤友博、大舘太郎
▽厚生会道ノ尾病院(長崎県)=畑田けい子、立木均
▽高知大医学部付属病院=藤田博一
▽済生会横浜市東部病院=吉邨善孝
▽林精神医学研究所付属林道倫精神科神経科病院(岡山県)=井上慶郎
▽昭和大横浜市北部病院=工藤行夫
▽神戸大医学部付属病院=山本泰司
▽聖マリアンナ医科大病院(神奈川県)=御園生篤志
▽千葉大医学部付属病院=佐々木剛、白石哲也
▽都立松沢病院=野中俊宏
▽都立多摩総合医療センター=西村隆夫
▽東香里病院(大阪府)=井家上譲
▽国立病院機構琉球病院=原田聡志
▽兵庫医科大病院=大原一幸、奥田嘉男
▽兵庫県立光風病院=葛山秀則、関口典子
▽北里大東病院(神奈川県)=大石智、高橋恵
▽湊川病院(兵庫県)=田淵実治郎、山口道彦
▽藍野花園病院(大阪府)=川島文雄



精神科医には指定医になることの「うまみ」もある。指定医は一般の精神科医と比べ初診料などで診療報酬上の優遇があり、資格のの有無で年収が数百万円以上異なる病院もあるという。ある指定医は「独立開業するには『ベテラン医師』とアピールしやすい指定医資格が必須だ」と話す。



前代未聞の“コピペ医師”大量資格取り消し 措置入院の判断どうする 11月8日

指定医制度の根幹を揺るがす前代未聞の事態が起きた。別の医師が書いた患者の症例リポートを写して自らの業績にしたなどとして、全国の精神保健医89人が資格取り消しになった。悪い学生のようにリポートを“コピペ”するような倫理観のない医師が、なぜ生まれてしまったのか。こうした医師をのさばらせた厚生労働省の責任はないのか。医師の大量処分による患者や地域医療への影響も計り知れない。

「極めて遺憾」全国に蔓延
「精神科医療に対する国民の信頼を揺るがす極めて遺憾な事態と思っている。同時に、2度とこういった事案が起きないようにしなければならない。必要な診断や治療に従事した経験を確実に審査できる手法の導入など、再発防止をしっかりやっていく」

塩崎恭久厚労相は厳しい表情でこう語った。

厚労省は10月26日、不正を働いたとして「精神保健指定医」89人の資格を11月9日に取り消すことを決めた。一度にこれだけの人数の指定医が行政処分を受けるのは初めて。取り消し対象者がいた病院は、群馬から沖縄までの12都府県で、全国に不正が蔓延していたことが明らかになった。

きっかけは昨年23人の資格が取り消された聖マリアンナ医科大病院(川崎市)で、厚労省は全国3374人、症例リポート3万1195件を調査した。

患者の診療記録などと照合し、患者名や入院期間に重複がないかを確認。同じ患者の同一期間の症状を扱うなどしたリポートが多数あり、98人から事情を聴く「聴聞」を経て89人の資格の不正取得を認定した。他の9人は資格を自主返上したり、不正はないとした。

なぜか多い兵庫の不正
特に、兵庫県の医療機関に所属していたのは計28人で最多だった。厚労省は「そこはなぜか分からない」と答える。

7人の医師の取り消し処分を受けた兵庫医科大学病院(兵庫県西宮市)の難波光義病院長は、「患者の皆様をはじめ関係者の皆様に多大なるご心配をおかけして心よりおわびする」とコメント。「今回処分を受けた医師は全員退職しており、現在勤務している医師ではない。本院における精神科神経科の診療体制に影響が出るようなことは一切ない」と強調した。

日本精神科病院協会の山崎學会長も「指定医の資格試験そのものが制度疲労を起こしており、試験や研修の方法を改革すべき時期に差し掛かっている。精神障害者が置かれている偏見や差別の現状を踏まえ、われわれこそが、人権を先頭に立って守るのだという気概をもって、日々の臨床に精進することを国民に誓う」との声明を出した。

安易に指定医を増やし、不正を見抜けなかった厚労省側の責任も重い。

厚労省の担当者は「審議会から『言語道断だ』といわれたが、思いは一緒。われわれは精神科医療全体、信頼回復に再発防止をしっかりやらなくてはいけない」と話した。

診療報酬は、一般の精神科と比べて優遇があり、資格があれば数百万円上乗せされるケースもあるという。5人以上の常勤の指定医がいれば「精神科救急入院料」も得られる。不正な資格取得による報酬は詐欺に当たらないのか。

「入院難しくなる」地域医療へ大きな影響
89人もの資格取り消しは、患者や地域の精神医療に深刻な影響を与える。
厚労省が関係の自治体に照会したところ、「影響はあるだろう」と答えたところがいくつかあるという。

実際に自治体からは「基幹病院で複数人の資格が取り消されれば、措置入院の必要性の判断ができなくなるかもしれない」と不安の声も上がっている。

指定医は警察官などから通報を受け、24時間体制で措置入院の必要性を判断するほか、措置入院中の診療や解除の判断にも関わる重大な責務を負う。指定医が減れば、こうした状況に対応できなくなる。

より深刻なのは、入院を同意する状態にない重度の患者を家族の同意により入院させる「医療保護入院」。指定医はその必要性も判断する。厚労省によると、措置入院は年約7000件に対して、医療保護入院は24倍となる約17万件だ。

聖マリアンナ医大病院では、昨年3月に13人いた常勤の指定医が今年4月には4人に減り、診療体制を縮小せざるを得なくなった。川崎市の担当者は「同病院での医療保護入院は難しくなった」と振り返る。

精神医療に詳しい「市民の人権擁護の会日本支部」の米田倫康代表は「患者の人権を制限できる資格なのに、医師の力量は正しく判断されてこなかった」と指弾。一方で「措置入院が精神疾患のため立件できない犯罪容疑者の受け入れ先になってきた側面もある」と話し、地域の精神医療体制の見直しを訴えた。

【用語解説】
「精神保健指定医」 精神保健福祉法に基づき、精神障害で自分や他人を傷つける恐れがある患者を強制的に入院させる「措置入院」や「身体拘束」などの行動制限の必要性を判断できる精神科医。指定には精神科医として3年以上の実務経験に加え、統合失調症や認知症などの患者8例以上を診察したケースリポートの提出が必要となる。指定医は今年4月時点で全国に1万4707人。


精神保健指定医不正さらに2人 2018年2月28日

厚生労働省は28日、精神障害者の強制入院を判断する資格「精神保健指定医」の不正取得に指定医2人が関わっていたと発表した。同省は2016年10月、資格申請に必要な症例リポートの使い回しが横行していたとして指定医89人の資格を取り消したが、その後の追加調査で不正が新たに発覚した。

発表によると、今回の不正も症例リポート関連で、1人は十分治療に関わっていない患者分を提出し、1人は指導医として確認を怠った。2人は発覚後、資格を返納しており、厚労省は今後、医業停止などの処分を検討する。

全ての記事を表示する リンク元・移動先ランキング 最終更新日:2019/11/05

Blog Top  | その他関連ニュース | コメント(2) | Top↑ | bottom↓ | NEXT →

*Comment

北海道がないのは ありえないね。
本当に調べたの?驚きだね。
名無しさん |  2018.05.16(水) 18:18 |  URL |  【コメント編集】

上記の浅野未苗、松沢。
渡された薬のんで具合が悪くなったので言ったら
「あ~ら、効き過ぎちゃった?キャハww!」
薬について説明無し。
そんな医者のカルテの開示にも料金とられる。
(単なる事実。中傷ではない。)
われもこう |  2018.05.03(木) 11:24 |  URL |  【コメント編集】

コメントを投稿する

COMMENT
パスワード  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

*Trackback

この記事のトラックバックURL

+++++++++++++++++++++++++++++++

*************************
 | BLOGTOP |