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2017.06.01 (Thu)

静岡市高齢者福祉課の言い訳

前経営者 入居者の預金持ち逃げか 静岡の有料老人ホーム

静岡市清水区の住宅型有料老人ホームで、預金通帳と印鑑を管理していた男性経営者が、入居している身寄りのない高齢者らの金を持ち逃げしたとみられることが29日までに関係者の話で分かった。2月に経営難から運営法人が変わり、この男性と連絡が取れなくなっている。経営を引き継いだ新法人は被害届の提出に向け、警察と相談している。

「美容院に連れて行ってもらおうとしたら、お金がなかった」。運営主体が変わり、入居者女性(64)の相談をきっかけに被害の実態が明らかになった。2015年12月にこの女性の口座から50万円が引き出されたのを皮切りに、計88万円が消えていた。新法人が調べると、過去に5人から300万円以上が不自然に引き出されていた。女性は「(前の経営者は)優しい人だった。信じていたのに」と唇をかむ。

市は昨年8月、同じような被害を受けた入居者家族の通報を受け、立ち入り調査を実施した。「経営者は資金繰りを理由に5人を含む入居者の金を引き出したことを認めた。その時は全ての返還を約束した」(高齢者福祉課)という。一部入居者には返したが、結局、身寄りがなかったり、認知症を患っていたりした5人がそのままになった。

調査内容は新法人には伝えられなかったといい、「市がもっと強い立場で指導してくれていたら」と憤る法人の社長(40)に対し、市は「男が代表者のころはずっと返還を促していた。現行法では指導に限界があり、『お願い』を続けるしかなかった」と釈明する。

高齢化社会を背景に、届け出制で民間の参入障壁の低い住宅型有料老人ホームは全国で増えている。50万円を失った別の女性(68)は通帳を預けたまま、額面を確認したことがなかった。「親兄弟に面倒を見てもらえないからここにいる。世話になっている以上、疑っていたらいられなくなるし・・・」。女性は力なくこう語った。


なんのこっちゃ 静岡市の高齢者福祉課
もうダメぽ

静岡市清水区の有料老人ホームを運営していた男性経営者が、入居者の預金計約400万円を持ち出したとみられることが30日、市への取材で分かった。市は問題を把握しながら、口頭での問い合わせにとどめていた。2月に施設を別会社へ譲渡後、男性と連絡が取れていない。譲渡先の運営会社が静岡県警への被害届の提出を検討している。

市高齢者福祉課によると、男性は平成27年12月~28年5月、認知症や身寄りのない入居者ら5人から預かった通帳や印鑑を使い、無断で計約570万円を引き出した。うち1人の親族から昨年8月下旬に市へ相談があり発覚。男性は市に「施設の資金繰りに困り、運営費に充てた」と話し、引き出しを認めた。

市が電話などで問い合わせていたが、相談があった1人を除く4人に約400万円を返さないまま施設を譲渡。市は4人と譲渡先の会社に経緯を伝えていなかった。

運営会社は「問題発覚時点で市はより強い指導や公表をすべきだった」と批判。市は「当事者間で解決してもらいたかった。男性が説明すると思っていた」と話している。

全ての記事を表示する リンク元・移動先ランキング 最終更新日:2017/06/01

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