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2017.08.19 (Sat)

介護老人保健施設それいゆの闇

「前日まで元気だった」 介護施設3人死亡 職員間に不安広がる

岐阜県高山市の介護老人保健施設「それいゆ」で七月末から入所者三人が死亡し、二人がけがをした問題で、施設に勤務する介護職の男性職員が本紙取材に、異変が相次いで起きた施設内の状況を語った。死亡したり、負傷したりした入所者らについて「五人とも、前日まではいつも通り元気だったようだ」と指摘した。

男性職員は「入所者の体に少しでも不調があると、カルテに書いて報告するのが義務となっているが、五人とも前日は元気だったと聞く」と話す。

六日に部屋で倒れているのが見つかり翌日、脳挫傷で亡くなった石本きん子さん(93)については、別の職員から「おむつを替えようと入室したら、顔から血を出し倒れていた。後頭部が柔らかくなっており、おかしいと思った」と聞いた

石本さんは畳に置かれた高さ二十センチぐらいのマットで寝ており、落ちてけがをする状況ではなかったという


十三日に亡くなった中江幸子さん(87)は前日、午前中に入浴。昼食を取って午後三時すぎにおやつを食べた後、別の二人の職員でベッドに寝かせた。夕食のため職員二人が四時半ごろ、起こしに行くと嘔吐(おうと)しており、病院に搬送。肋骨(ろっこつ)が複数折れていると分かった。

男性職員は「普段は寝たきり。寝ているだけで肋骨が折れるなんて考えられない」と話す。

わずか半月ほどの間に、救急搬送や入所者の死亡が相次ぐ事態に、職員の間では「今までこんなことはなかった」「普通ではあり得ない」と、不安が急速に広がっていたという。


87歳女性、入浴介助後に急変 高山の介護施設

岐阜県高山市桐生町の介護老人保健施設「それいゆ」で7月末以降、入所する80~90代の男女3人が死亡し、90代の女性2人が負傷して入院していたことが18日、分かった。施設側は記者会見で、5人はいずれも認知症患者を受け入れる2階に入所していたことを明らかにした。県と高山市は同日、施設を立ち入り調査した。県警は複数の関係者から事情を聴いており、事件、事故の両面で調べている。

施設によると、8月12日に体調が悪化した女性(87)が13日に搬送先の病院で死亡。県警の司法解剖の結果、死因は折れたあばら骨が胸に刺さる外傷性血気胸だった。女性は12日午前に職員2人の介助で入浴。昼食などの後、夕方に部屋で体調が急変しているのを職員が見つけ、救急搬送した。施設側は会見で、入浴時に職員が上半身を抱えた際、胸部を圧迫したことによる事故の可能性を指摘した。

6日には女性(93)が部屋で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で7日に脳挫傷などで死亡。7月31日には食べ物を喉に詰まらせた男性(80)がデイルームで意識を失い、救急搬送されたが死亡した。

ほかにも8月15日には女性(91)のあばら骨が折れ、16日は女性(93)に肺挫傷が見つかり、いずれも入院した。

施設を運営する医療法人同仁会の折茂謙一理事長(79)は「世間を騒がせたことは申し訳ない。近接して起きたことは異常。意図的でないと言える100パーセントの根拠もない」と話した。

県と高山市は立ち入り調査で、折茂理事長ら3人から事故当時の状況や施設の対応を聞いた。県によると、死傷した5人の利用状況などを記した資料などを確認。施設は事故対応のマニュアルを定めているほか、職員の体制に不備はなかったという。

施設は同仁会が1997年に開設。入所者の定員100人で、現在は約90人が利用する。要介護認定を受けた高齢者らが長期入所で療養したり、通ってリハビリしたりしている。

◆遺族「明確な報告なかった」

「首にそれまでなかった赤いあざのような点々があった」-。高山市桐生町の介護老人保健施設「それいゆ」で12日に体調が急変し、胸骨骨折などで翌日死亡した女性(87)の30代の孫が18日、女性の息子夫婦に聞いた亡くなる前の様子を語った。

12日午後2時ごろ、息子夫婦が施設を訪れた際、女性は遠くを見つめた様子で、元気がなく「いつもは『気を付けて』とか『ありがとう』とか話すのに、この日はしゃべらなかった」と普段との様子の違いに気付いた。「首の点々は風呂で洗ったときに付いたのかなぐらいで、当時は不審には思わなかったし、施設から特に説明はなかった」という。

同日夕方、「呼吸がおかしい。救急車を呼んだので、病院に行ってほしい」と施設から連絡があった。

施設側になぜこうなったのか詳しい経緯を聞いたが「調べて連絡する」との返答しかもらえなかったといい、孫は「明確な報告をもらえておらず残念」と話した。また、入所者が同時期に相次いで負傷していることに「報道で知り、びっくりした。改善すべき所はしてほしい」と求めた。


闇が続く 介護施設連続死 男性の死亡を県に報告せず 誤嚥を「病死」

岐阜県高山市の介護老人保健施設「それいゆ」で7月末以降、高齢入所者5人が相次いで死傷した問題で、食べ物を喉に詰まらせて死亡した男性について、施設が県に報告していなかったことが19日、分かった。施設は「誤嚥ではなく、病死と考えたため」と説明している。

遺族によると、死亡した3人はいずれも高山市在住で、うち2人は門谷富雄さん(80)と石本きん子さん(93)。施設は19日から遺族や家族への説明を始めた。

5人が入居していたのは、いずれも2階の認知症専門棟だったことが判明。担当していた職員は18人おり、全員が県警に聴取されているという。施設は18日の記者会見で、30代の男性職員が死傷した5人の介助に関わっていたと説明。男性職員は施設側の要請で、17日付で退職した。


死亡87歳女性の首に赤い斑点のようなもの

13日に死亡した岐阜県高山市の介護老人保健施設「それいゆ」に入所していた女性(87)の孫が同市内で取材に応じ「まだ施設からの説明がなく残念だ。(祖母は)自分で身動きが取れなかったので、普通に考えると事故か何かがあったのかなと思う」と不信感を示した。

孫によると、女性はよく話す気さくな性格だったが、12日午後に家族が面会した際は「普段と違って何もしゃべらず、声を掛けてもまばたきをしたり、口をもごもごさせたりするぐらいだった」。首に赤い斑点のようなものもあったという。

全ての記事を表示する リンク元・移動先ランキング 最終更新日:2017/08/20

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