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2020.06.28 (Sun)

ありがとう*市立ひらかた病院の看護師さん

用水路で、駅で、人生2度も人命救った女性看護師の判断力

「とっさに 命が危ないと感じました」。
大阪府寝屋川市の用水路でおぼれ、心肺停止に陥った女性の命を心臓マッサージで救ったとして今月、同市内の看護師、具志堅(ぐしけん)美奈さん(31)に大阪府警寝屋川署から感謝状が贈られた。実は、8年前にも大阪市内の駅で倒れていた男性の人命救助で表彰を受けている具志堅さん。2度の偉業にも「医療従事者として当たり前のことをしただけ」と謙虚に話し、「かけがえのない命が助かったことが一番の喜びです」と笑顔を見せた。

今年4月、自宅で娘と遊んでいたところ、「がんばれ、がんばれ」という大声が聞こえ、窓の外を見ると、用水路の中で警察官が必死に女性の両脇を抱えている姿が目に入った。娘を抱いて外に出ると、現場周辺にいた知人に娘をあずけた後、急ぎフェンスを乗り越えて用水路に向かったという。

女性は心肺停止の状態。警察官と2人でも女性を持ち上げることが困難だったことから、片手で胸を強打する心臓マッサージを施したところ、女性が口をぱくぱくさせる下顎(かがく)呼吸を始めたという。
「反応が出た」。駆け付けたもう1人の警察官を加え、2人に女性を抱えてもらった上、体をぶつけるように思い切り心臓マッサージを続け、救急隊が到着するまで続行した。救急搬送された女性は一命をとりとめたという。

今回の女性への人命救助で府警寝屋川署の永井善一署長から「適切な判断と処置で人命を助けていただき、非常にありがたい」との言葉を受けた具志堅さん。「何より第一発見者の110番通報があったからこそ、尊い命が救えた」と、ともに感謝状を贈られた、第一発見者の女子高生の勇気ある行動をたたえた。

具志堅さんは、平成24年12月、京阪電鉄・淀屋橋駅(大阪市中央区)構内で、心肺停止状態の男性を、駅員らと連携して心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)による適切な処置で救ったこともあり、人生2度目の感謝状となった。

沖縄県出身で、小学1年のときに脳死状態だった叔父に対する医療従事者たちの献身的な姿に感動して看護師を志し、太成学院大(堺市美原区)看護学科を卒業後、平成23年から市立ひらかた病院(大阪府枚方市)に勤務している。小児科や内科を経て、現在は救急外来に所属する。

同病院は第二種感染症指定医療機関で、今年に入って、救急外来には、新型コロナウイルス感染症の疑いがある人も数多く訪れるというが、「へたに怯(おび)えず 恐怖を感じず ガイドラインに則(のっと)って冷静に判断を」との思いで業務にあたる。

今回、懸命の心臓マッサージで女性の一命をとりとめたことに安心したという具志堅さん。「看護への自信につながった」とも話し、日々、その気持ちを生かしながら仕事に邁進している。



市立病院看護師2度目の救命【令和2年6月2日】

全ての記事を表示する リンク元・移動先ランキング 最終更新日:2020/06/28

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