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2003.08.26 (Tue)

鹿児島県保健福祉部、社会福祉法人光千会に改善指示 元園長による入所者への暴行疑惑

鹿児島県保健福祉部は、串良町の知的障害者更生施設「みひかり園」の元園長による入所者への暴行疑惑で、社会福祉法に基づく特別監査を実施したが、同園を運営する社会福祉法人「光千会」に四項目(法人の運営管理、施設の運営管理、職員処遇の充実、適切な入所者処遇の確保)の改善指示を出した。

具体的には、苦情処理体制の充実・強化、職員研修の実施、看護日誌や入所者の記録の整備などで、法人側の改善点を、七月十八日までに文書で県へ回答するよう求めた。

暴行疑惑については「元園長が体罰などを行っていた疑いは強いが事実の断定に至らなかった」と判断した。

七月一日、鹿児島県警高山署は、前園長(七十二歳)を、二〇〇〇年八月、園内の車庫の支柱に男性入所者を縛り付け、バックで数回にわたり顔面を殴ったり、足蹴にしたうえ、放置するなどした暴行容疑で逮捕し、同園と自宅を家宅捜索した。

虐待場面の写真の存在も明らかになり、捜査を開始していたが、複数の目撃証言なども得られたとして逮捕に踏み切った。同日、鹿児島地方法務局は、二〇〇〇年以降、この男性への暴行を含め入所者六人を虐待していたとして前園長を高山署に傷害と暴行容疑で告発。高山署は受理した。

熱いやかんを入所者の体に当てたことを認めた現職の男性指導員一人には、深く反省しているとして「口頭説示」を行った。また、鹿児島県に対し社会福祉施設での人権擁護の適切な指導がされるよう文書で要望した。

八月二日、鹿児島県は、県内の全社会福祉施設に対し、入所者や児童に対する暴行などの再発を防ぐため、適切な処遇をするよう文書で通知した。

八月三日、高山署は、容疑否認のまま前園長を送検した。

八月二十五日、鹿児島地裁は、前園長の初公判を開いた。検察側は、前園長は被害者の入所当時から、継続的に虐待を繰り返していたと指摘し、縛られた被害者の写真について、前園長は「自分を陥れるためにだれかがでっち上げた」と供述していることも明らかにした。

前園長は逮捕後から否認を続け、公判でも起訴事実を否認した。弁護側は検察側の提出証拠の大半を「不同意」としたが、検察側は目撃証人として職員三人の尋問を請求する方針。また、県警高山署が鹿児島地方法務局から告発を受けた別の利用者ら三人に対する暴行容疑事件計四件を送検し、いずれも追起訴する方針を明らかにした。

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